2018年4月15日。東京ディズニーリゾートは、35thを迎えます。
というわけで今回も、アニバーサーリーイベントが催されます。35thのテーマは、『Happiest Celebration!』
このイベントは、今年の4月15日から来年3月25日の345日間開催されます。
今回のアニバーサリーイベントは、6つの新規エンターテインメントと、一つのアトラクションリニューアルがメインで、その他、デコレーションや期間限定ショップなどなど...アニバーサリーらしい祝祭感ある一年になっています。
今回はそれらを順番にみていきましょう。
New!デイタイムパレード『ドリーミング・アップ!』
ドリーミング・アップとは、日本語で、“創作している”という意味になり、まさに、夢の世界を創作し思い描いているという構成になっていることが分かります。
©Disney
今回の新デイタイムパレードは、現デイタイムパレード『ハピネス・イズ・ヒア』に比べ、製作費が高いようです。フロート台数が変わらない故、一台一台のフロートの密度が濃くなるのでは。と当ブログは踏んでいます。
他、ダンサーの人数が10人上乗せされています。『ドリーミング・アップ!』期待できそうですね。
パレードの構成としては、5つのユニットからなりますので、『ハピネス・イズ・ヒア』の7ユニットより少ないということになります。ので、1ユニットに与えられるフロート数は、単純計算で2~3台。1ユニットの密度も濃くなっていることが分かります。
5つのユニットには、それぞれに夢の世界の案内人として、ミッキー&フレンズが配役されています。
~夢の世界への入口~
5 つのユニット、13 台のフロートからなる「ドリーミング・アップ!」の
スタートには、パレードのホスト役、ミッキーマウスがプルートと登場し
ます。ペガサスがあしらわれたフロートに乗ったミッキーマウスが、ディズニーの夢の扉をひらきます。
~笑顔があふれる楽しい夢の世界~
最初の夢の世界の案内人はグーフィーです。グーフィーは、アリスのにぎやかなお茶会やピノキオ
のおもちゃの世界のフロートを先導し、遊び心と楽しさいっぱいの笑顔があふれる夢の世界へ
案内します。
~ロマンティックな夢の世界~
続いて、ミニーマウスがロマンティックな夢の世界へゲストをお連れします。フェアリーゴッド
マザーや、シンデレラ、オーロラ、白雪姫、ラプンツェルといったプリンセスたちが華やかに登場します。
~不思議な夢の世界~
次は、不思議な夢の世界をチップとデールがご案内します。ルミエールとコグスワースがベル
とゲストを不思議なディナーに招待します。そしてプーさんのはちみつがいっぱいの夢の世界が
続きます。
~永遠に続く夢の世界~
フィナーレは、夢が空いっぱいに広がっていくように願いを込めて、ドナルドダックとデイジー
ダックが永遠に続くディズニーの夢の世界へいざないます。パレード初登場となるヒロを乗せた
ベイマックスが力強く飛行し、メリー・ポピンズは優雅に空を舞い、ピーターパンとウェンディ
がゲストの夢を乗せ空を駆け巡ります。
引用:1月18日、オリエンタルランドリリースより
5つのユニット内訳はこのような感じです。ミッキーマウスとプルートがホスト役として夢の扉を開き、その後、ミッキーの仲間たちがそれぞれに夢の世界を案内してくれるわけですね。
印象に残ったのは、東京ディズニーリゾート初登場となる、ベイマックスの登場ですかね。他、美女と野獣もおり、2020年オープンの新エリアの“広告”を思わせるものがありました。
実際、このパートの最初にも言ったように、このパレードの名前の意味は“創作している”です。これが、今後の再開発のことを指していると言われても、なんとなく納得がいくかと思います。
なにはともあれ、『ドリーミング・アップ!』期待ですね。
New!ナイトタイムスペクタキュラー『Celebrate! Tokyo Disneyland』
35thイベント開催決定のリリース当初から、最も期待値の高いとされているエンタメです。7月10日よりスタートします。
従来のプロジェクションマッピングに加え、サーチライトやレーザー、パイロ。この他に新しい演出である、噴水、それから全く新しい光の演出があると思われます。
©Disney
従来のプロジェクションマッピングショー(『ワンス・アポン・ア・タイム』など)は、公演場所がキャッスルフォアコート表記だったのですが、このショーは、キャッスルフォアコート及びプラザとなっています。...期待できますねえ...。
個人的には、新しい光の演出としてドローンの演出が追加されるのではと踏んでいます。ドローンであれば、プラザという広範囲にも演出をもたせることが出来そうですしね。
舞浜だと風の問題などがありそうですが、ディズニーなら何とかしてくれると信じて、答え合わせを待ちましょう。
↓ドローンを使用した光の演出例
その他サーチライトの増設などが挙げられていますが、真実はまだわかりません。
ストーリーは、ミッキーが夢と魔法の王国を案内するというもの。
冒頭にライブキャラクターミッキーマウスが出演するものと思われます。
ミッキーの登場位置は、プロジェクションマッピングの利点である、悪天候への強さを損ねないためにも、安定した、安全な位置に登場すると思われます。
このことから、シンデレラ城の割と低い部分にあるベランダに登場するのではないか、と踏んでいます。
また、コンセプトアートに音符が描かれていることから、フィルハーマジックをベースに展開していくのでは?と考えていますが、これはあくまで妄想の域を出ません。
しかし、マエストロミッキーが登場することは分かっています。これをまずは喜びましょう。
©Disney
中央下にいるのが、マエストロミッキー。お好きな方は、是非ドナルドのファニーハーモニーを見てみてください。本当はそっちの画像を載せたかったです...。
New!シアターオーリンズショー『レッツ・パーティグラ!』
『ミニー・オー・ミニー』の後継ショーですね。ニューオーリンズテーマで構成されていて、非常に良さそうです。
出演キャラクターには、三人の騎士でお馴染みのホセ・キャリオカ、パンチート(・ロメロ・ミゲル・フニペロ・フランシスコ・クインテロ・ゴンザレス)が登場し、パーティとマルディグラ(ニューオーリンズの伝統的なカーニバル)を掛け合わせた造語『パーティグラ』を開催し盛り上げます。
©Disney
35th期間中は特別仕様になり、紙吹雪が舞ったり、35thテーマソングが流れるそうです。こちらも、7月10日より公演スタートです。
パーティグラと言えば、あの『パーティ・グラ・パレード』が思い浮かんできますね。そんな部分も、このショーを期待させる要因なのかもしれません。
©Disney
New!DSSショー『ハロー、ニューヨーク!』
『ステップ・トゥ・シャイン』の後継ショーです。こちらも、7月10日公演スタートとなります。
©Disney
ニューヨークの魅力をお伝えするとありますので、エリアテーマに沿ったショーであることが分かりますね。こちらも期待できそうです。
また、こちらでも35th期間中は、ショーのフィナーレで35thテーマソングが流れるなど、祝祭感溢れるショーになりそうです。
他にもたくさん!35thをお祝いするエンタメ
これらのエンタメ以外にも、『ハピエストセレブレーション・オン・ザ・シー』と呼ばれるグリーティングショーがディズニーシーで行われる他、花火『ハピネス・オン・ハイ』の後継として、『ブランニュードリーム』がスタートします。
↓ディズニーシーで行われるグリーティングショー『ハピエストセレブレーション・オン・ザ・シー』
©Disney
多くの新規エンターテインメントが導入されますので、非常に祝祭感あるアニバーサリーになりそうですね。
リニューアル!『イッツ・ア・スモールワールド』
開園以来初となる大幅なリニューアルがなされ、4月15日オープンします。
実は『イッツ・ア・スモールワールド』は、同アトラクション前のステージ (スモールワールドステージで開催されたショーの一つ。雰囲気がつかめるかと...→Tokyo Disneyland - Mickey Mouse Club 1995 - YouTube) が取り壊された際に、アトラクション外観の模様替えもなされ、水色などの寒色系から今の暖色系に塗り替えられています。だから、“大幅なリニューアル”と推されているのですね。
今回のリニューアルでは、アナやエルサを初めとしたお馴染みのディズニーキャラクターが、同アトラクションに40体追加されます。その他、そのシーンにあったディズニーミュージックが、小さな世界に組み込まれます。
また、乗降場の壁の絵は新しくなり、ミッキーとミニー、それからシンデレラ城が描かれるようです。
©Disney
この他にも、リニューアルした『イッツ・ア・スモールワールド』の世界観をイメージした、グッズやメニューの販売も予定されています。
ワールドバザールが大変身!
ワールドバザールが、35th期間中『セレブレーションストリート』に生まれ変わります。
©Disney
中央には『セレブレーションタワー』が登場し、9つのミッキーマウスの像が置かれるようです。
9つのミッキー像は、それぞれ過去の懐かしいコスチュームを着ているそうで、アニバーサリーらしく過去を振り返ることが出来そうですね。
今回、シンデレラ城の飾りつけはないと思われますので、これがその代わりといったものになるのだと思います。
他、夜にはワールドバザール初となる、映像が映し出されます。これがプロジェクションマッピングと呼ばれるものになるのかは分かりませんが、コンセプトアートを見る限りかなり期待できそうではあります。
日中は35thテーマソングが流れ、夜は『セレブレーションタワー』や天井が輝き、さらに映像が映し出される魔法の世界へと生まれ変わります。
祝祭感あふれる『セレブレーションストリート』楽しみですね。
その他デコレーションは、例年どうりエントランスに設置される他、シンデレラ城前の中央花壇に、東京ディズニーリゾート35周年のロゴをあしらった大きなオブジェが設置されるようです。
©Disney
中央花壇のデコレーションは、『Celebrate! Tokyo Disneyland』の鑑賞妨げになりそうでありますので、7月10日以降も設置され続けるのか。というのが疑問なところではありますが、今のところは何もわかりません。
まだまだある35th限定プログラム
35th限定のプログラムはまだまだあります。
期間限定で、ディズニーランドに東京ディズニーリゾートのお土産の定番であるチョコクランチの専門店がオープンします。
さらにその他、ハピエストミッキースポットと呼ばれるミッキー像が登場します。
©Disney
アニバーサリーイベント開始後、ディズニーランド・シーに設置され、徐々に数も増え、最終的には35thをイメージして35のハピエストミッキースポットが登場する予定です。また、ハピエストメモリーメーカーという35th限定グッズを持っていると、同スポットを通過した時に、ミッキーマウスの楽しそうな声が聞こえてくる、まさにハピエストな演出もあります。
他、全く新しい試みである、ハピエストサプライズというものが予定され
ています。
「東京ディズニーリゾート35周年“Happiest Celebration! ”」
を記念して、東京ディズニーランドまたは東京ディズニーシーに
来園されたゲストの中から総計35万名の方々に、東京ディズニー
リゾートならではのさまざまな“Happiest”な体験をキャストが
直接お届けする「ハピエストサプライズ」を実施します。
引用:オリエンタルランドリリースより
内容は明記されていませんが、一日の来園者は平均して8万~10万人なので、単純計算でもかなりの確率であることが分かります。
個人的には、内容は複数あり、ショーの優先鑑賞権から無料の記念写真プレゼントまで多岐に渡ってサプライズがなされるのでは?と思っています。
こちらはまだはっきり分かっていないので、そういう感じかな程度に受け取ってください。
新たな夢に向かって『Happiest Celebration!』
東京ディズニーリゾートは、今後約10年間を経て大きく変わろうとしています。
2019年にはソアリン、2020年には美女と野獣含む新エリア。そして、2023年を見据えた東京ディズニーランドの全エリア一新。さらには東京ディズニーシーの複数の拡張用地を使用した拡張。
そして、今噂されている、2025年以降の東京ディズニーリゾートの大拡張です。
それら全ての幕開けを祝う。それが『Happiest Celebration!』なのです。
それを示唆するように、最初に公開された35thのコンセプトアートには幕がかかっていました。
©Disney
この幕の裏で何がなされているのか。それは創作なのではないでしょうか。
創作。つまりドリーミングアップです。
この幕が開いた時、東京ディズニーリゾートの新たな夢の創作が始まってゆくのです。そう、2018年の4月15日に。
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