【再投稿】ディズニーシー15thの謎を考察する

みなさん、こんにちは。

今回は、過去アメブロでMAIHAMA_Originが投稿したもののはてなブログ再投稿になります。

 

文章が今の感じと違ったり、今読めばこのころ方が面白くないか。読みやすくないか。と思ったり非常に悩ましいです...。

 

 

 


さて、ではディズニーシーの15thのショー。クリスタルウィッシュジャーニーについてです。

 

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このショーは、原案と構成が変わっているといのを今更(?)ながら知りました。言い訳は色々あるんですよ?(しませんが)


では本題に入りましょう。
クリスタルウィッシュジャーニーの原案が異なる。その根拠から話しましょうか。
まず、ミッキーのクリスタルが重要です。ミッキーのクリスタルは、実際に行われたものでは光の三原色が集まって透明。となっています。


しかし...クリスタル説明用のビジュアルや、ウィッシュ号のミッキークリスタルやビジュアルをおもいだしてみてください...。
虹色に光っています。このショーは、終盤でコンパスが動き、ミッキーの耳に変化しますね。あの透明な部分、光を当てると七色に光るんだそうな...。夜verでそれが確認できたりするそうです。

 

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というわけで、なかなかこの部分については条件が揃って来たのではないでしょうか。
ですが、まだあります。シー10th「BeMagical」メインビジュアルでは、旧新共に七色が主要カラーになっています。その他に...、BeMaigicalの歌詞には七色の文字が...。

 

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そしてこの周辺の歌詞を解釈すると、神秘の光放つオアシス=シーが、七色に輝く。そう解釈できます。
と言うことは...これ、水面が7色に輝くような演出が、旧案では10thもあったのでは...。と
しかし、BeMagicalはグリーティングショーですので、ちょっとよくわからないです笑
しかし、単純に考えて過去に事情ありきで撤回されたのであれば、それを流用するのは自然かと思います。
そういえば、CWJ自体夜をベースに作ってたそうですし....。


あれ?!となると...!と何か自分と同じように浮かんだ人もいるのではないでしょうか。


では、さらにそれに噛み合う噂を流しましょう。
CWJでは5〜7つくらいのバージが出る予定だった。...と。
自分はこれを聞いた時、ドッグが明らかに足りないと思い、そんなのは構想段階でも分かると流していたのですが、夜公演ベースとなると、ふと思い浮かぶことがあります。


同じやつです。


CWJを完全なファンタズミック!後継としていたのでは?と。
ファンタズミック!のバージが退けば、7つでもバージは置けるでしょう。
そうすればこの説は立証できます。
ナイトショーがメインで回って来ていますので、確かに納得できる華麗な考察なのでは。と自分は思っていますが、ただの勘違い野郎でしょうか💦


まあこの案が潰れたのは謎ですが、デイショーをシーズン、CWJ。そして夜にズミック。
と、シーズン、グリーティングショー、豪華版CWJのどっちがいいか。で前者を取った感じですかね?


たしかにズミックは本国でもバージョンアップがあったり、ご長寿のエンタメなので人気なのはわかります。...が、東京なんだし、交代で良かったんじゃないかな...。って自分は思っちゃいます笑


信じるか信じないかはあなた次第です!」

 

 

※この記事は、MAIHAMA_Originがアメブロで執筆したものを加筆修正し、はてなブログで再投稿したものです。

 

また、記事内でバージの削減がイベント構成にあると書きましたが、予算によるものが大きいそうです。

 

 

あとがき的な何か

 

そして、これのグレードアップ版的立ち位置で書いたものが、はてなブログにて初めてMAIHAM_Originが投稿した「CWJは私たちに何を伝えたかったのか?」です。

是非合わせてそちらもお読みください。

 

最後までありがとうございました。

Celebrate!TokyoDisneylandの内容を予想する【寄稿】

みなさんこんにちは。はじめましての方は初めまして。

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私は『Treasure the Moment』という東京ディズニーリゾートを専門としてブログを書かせていただいているもくめと申します。よろしくお願いします。

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さて、今回はピノさんと私とで記事の交換をすることになりました。ということで私はこの機会に、7月10日から開始する『Celebrate!Tokyo Disneyland』の内容を予想していきたいと思います。稚拙な文章ですが最後までお付き合いください。

ということでさっそくやっていきましょう!

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まずは序盤の内容から考えていきます。

まずは、ブランニューデーのファンファーレから始まると思われます。

理由はいささか説得力に欠けますが今までのマッピングにはすべてファンファーレがついているからです。

そのファンファーレとともに噴水、レーザー、マッピングが同時稼働する光景は感動を誘いそうですね。

さて、ハピエストセレブレーションのcmにちょぴっと出てきたミッキーはマエストロになっていました。

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エストロミッキーで思い浮かぶものはありませんか?フィルハーマジック?違います。それじゃあディズニーシーシンフォニー?いやいや。正解はミッキーマウスレビューです。

ということで、僕は序盤にミッキーマウスレビューをモチーフにした演出があると思います。

そして公式ホームページのストーリー紹介によると、楽譜の世界に導かれ、そしてTDLの旅が始まるようですね。

まずはアドベンチャーランド。ここでは最初にアドベンチャーランドのテーマ曲が流れながらのジャングルクルーズの風景が流れ、次にみなさんおなじみ『チキチキチキチキチキールーム』が流れながらの魅惑のチキルームが出てきそうですね。おそらくアナハイムチキへのオマージュとして噴水も特徴的に使われるかな?その時にライオンキング、ジャングルブック、ターザンなどのディズニーキャラクタもついでに登場しそうですね。

そして舞台は一変し、海賊たちの大砲の打ち合いが始まり、パイレーツオブカリビアンセクションへと変化します。ここはフレームキャノンなども使ったかなり激しいものになりそうですね。あ、販売される予定の缶バッチの柄からアトラクションのカリブの海賊モチーフのシーンも出てきそうですね。

続いてのウエスタンランドのシーンは、公式ストーリーから読み取るにそんな長い時間は特集されなさそうですね。カリブの海賊の激しいシーンの後、一度暗転したシンデレラ城に岩山がフェードインして、そこにいきなりミッキーの運転している(実際は上手く操作できずに慌てている)汽車が爆走しながら登場します。しばらくは西部劇のような壮大な音楽が流れますが、後ろの座席とカントリーベアーズが映ったときに一転、愉快なカントリーミュージック(個人的にはゴーザロードアゲインを歌ってほしいけど通常のじゃないしなぁ…)を歌いながら爆走、その時にスプラッシュマウンテンやアメリカ河などをさり気なく通過しながらホーンテッドマンションに到着します。そこではお化けなどが多数登場し(さり気なくイカボード先生とか出てきたらすごいけどなさそう)、グリムグリニングゴーストを熱唱します。その時おびえるミッキー。かわいい。

その後、また一度暗転して次はシンデレラ城にシンデレラ城を投影()してのプリンセスのシーンになりそうです。てかプリンセスそこくらいしか入れる時間ない。そこでまぁいろいろとプリンセスが踊ってる映像(噴水とか木のライトアップとか綺麗そう)とかを映した後、突如トゥーンタウンのテーマが流れはじめ、ロジャーラビットやガジェットなどおなじみのキャラクターたちやジョリートロリーなどが登場、そしてからの公式ページにあるように突如魔法の楽譜から五線譜や音符などが逃げ出し捕まえようと翻弄されるミッキーが描かれます。かわいい。

そして、短編作品『ミッキーの大演奏会』さながらに巨大な竜巻が形成されていってトゥーンタウンを飲み込み始めます。ミッキーも竜巻には逃れられずに巻き込まれてしまいます。必死にもがくミッキー。かわいい。くどいわ

そしてミッキーが竜巻からぶん投げられて到着した先は宇宙。トゥモローランドのおなじみのテーマが流れながらバズやナインアイなどの過去未来関わらない大量のキャラクターが登場してさらにスぺマロケットとかも出るかな?それが出終わっていったんの静寂が訪れた後、みなさん好きなスターツアーズのオンボードアナウンスが流れスターウォーズのシーケンスが始まります。ここではレイ三部作をテーマにして、スターウォーズテーマが流れながらフレームキャノンやレーザー、噴水などが大量に活用されているでしょうね。

そしてスターウォーズが終わった後は三度暗転。ミッキーが演奏を終わったところで(ここは実写)シンデレラ城についているゼンマイに気づきます。強引とかいうな。そしたら公式ホームページにあるようにだんだんとスモールワールドクロックが出来上がっていき、小さな世界が流れながら15分に一回のからくり時計が作動。そしてそこから門の中に入り、東京ディズニーランドイズユアランドが流れながら、今までの演奏を振り返るフィナーレとなります。そして最高潮に達したとき、ブランニューデイが流れ初めてベイマックス美女と野獣なども登場し、そしてシンデレラ城いっぱいに35thという文字が出現してミッキーの「セレブレイト!東京ディズニーランド!ハハッ!」という言葉とともに噴水、大量のパイロ、そしてレーザなどが放射されて物語は終わりを迎えます。

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さて、今回の記事はこれで終わります。今回ピノさんとのコラボ企画が実現したことを大変喜ばしく思っております。最後までご覧いただきありがとうございました。

私からの文章はここで終わりですが、この後ピノさんからのコメントがあるようです。

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最近のパークレポから見えてきた「Celebrate!TDL」が期待されるワケ

 

2018年7月10日。東京ディズニーリゾートでは、夏のイベントが始まりを迎えます。

 

例年通り東京ディズニーランド、シー共に散水ショーがあり、35周年の夏を涼しく、そしてアツく盛り上げてくれそうですね。

 

しかし今年の夏は、これら夏季限定イベント以外にも多くのハピエストなショーが待っています。

 

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今回はその中でも大きく期待が寄せられる「Celebrate!Tokyo Disneyland」が、“なぜ“期待されるのか?を紹介します。

 

 

次世代ナイトエンターテイメント元年!

 

2018年5月20日ユニバーサルスタジオジャパンでは、マッピングと巨大なフロートを融合させた世界初の大型ナイトパレードが誕生しました。

 

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SNS上では様々な声がありましたが、「トランスフォーマー」のキャラクターが実際にトランスフォームするなど、現地で味わいたい迫力ある演出が多く、遠方からでも足を運びたいと思うのに十分なクオリティのエンターテイメントになっていました。

 

東京ディズニーランドのナイトパレードといえば「エレクトリカルパレード:ドリームライツ」ですが、どちらも一長一短で、うまく差別化されていると言えるでしょう。

 

その東京ディズニーランドで今年の夏から始まる新ナイトエンターテイメントが「Celebrate!TokyoDisneyland」です。

 

果たして、「Celebrate!TokyoDisneyland」はエレクトリカルパレードと肩を並べる東京ディズニーランドの夜の顔となり得るのでしょうか。

 

東、西ともに全く新しいナイトエンターテイメントが始まるこの2018年は、まさしく「次世代ナイトエンターテイメント元年」なのではないでしょうか。

 

今後さらに展開される夜のショーに期待です。

 

 

マッピング+α“ ではなく “α+マッピング” の時代へ

 

35周年を迎えた東京ディズニーランドの目玉の一つとして「セレブレーションストリート」が挙げられます。

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昼と夜で全く異なる顔になるこのストリートでは、夜に東京ディズニーランド史上初となるワールドバザールへのマッピングが行われます。

 

このプロジェクションマッピングはあくまでデコレーションの一部であり、時間は公表されていません。

 

「時間を公表し、ショーとして扱うと道である場所に人が待機してしまうため」ショーとして扱わない(アトモスフィアショーと同じ考え)のかもしれませんが、個人的にはこれを「マッピングはもはやショーではない」そう言っているように感じました。

 

そして実際「セレブレーションストリート」では、マッピングのみでなく、モニュメントの照明の連動や、電飾など、他にもメインになるような演出が多くありました。

 

「Celebrate!TokyoDisneyland」は、そんなふうにショーといえるようなものをデコレーションと語った「セレブレーションストリート」が誕生した後に始まるのですから、相当な「Celebrate!TokyoDisneyland」への自信がうかがえると言えましょう。

 

夏のイベントのプレスリリースにも、「Celebrate!TokyoDisneyland」が前面に押し出されていました。

 

そして実際に、その自信のワケがゆっくりと垣間見れてきているのが現在のパークです。

 

 

最近のパークレポートから見えてくる「Celebrate!TokyoDisneyland」自信のワケ

 

 

「Celebrate!TokyoDisneyland」発表当時から分かっている新演出は主に「噴水」でした。

 

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©︎Disney

 

他コンセプトアートから読み取ると、木々の電飾の連動、また憶測ではありますが、ドローンのような何かの演出が追加されるかも?と言われています。

 

そして「Celebrate!TokyoDisneyland」の公演が近づきつつある今、新演出の一部が明らかになりつつあります。

 

まずあげられるのは、やはりシンデレラ城周りの池に設置された噴水ですね。

(補足写真は用意できませんでした。申し訳ないです...)

 

この噴水は、SNSなどで画像を見ていただくとわかるのですが、3重円状のものと円状のもの。そして曲線を描いたもの。3つの配列がなされていて、演出の幅を大きくきかせているのがわかります。

 

そしてこの3重円状のものの裏にプロジェクターと思われるものがあり、ここにウォータースクリーンが登場するのではないかと言われています。

 

予想では、ディズニーランドで開催されているファンタズミック!に登場する、噴水を使ったウォータースクリーンになるのでは。と予想しています。

 

また、噴水の機材のタイプも複数あるようですので、演出の幅は想像の10歩上をいっているのではないでしょうか。

 

サーチライトも増設されました。

 

このサーチライトで注目したいのが、シンデレラ城の池に設置された小型のものです。

 

WDWのマジックキングダムで行われている「Happily ever after」と同様の演出が加えられると考えられますので、かなり迫力のあるサーチライトを見ることができるのではないかと思います。

 

この他にも、トゥモローランドテラス、ダイヤモンドホースシュー上など、プラザ全域でショーを感じられるような設備配置がされています。

 

また従来の位置にも追加があるようですね。

 

レーザーの追加の可能性もあります。

 

最近あったシンデレラ城ベランダの工事で、「ワンスアポンアタイム」またそれ以前に使われていたレーザーが完全に撤去されたように思われます。

 

レーザーの演出は明記されていますので、ほかの場所に追加があるものと思われます。

 

マジックキングダムと同じく、ベランダの両サイドという予想もありますが、個人的な予想では、「スターライトドリームス」などでミッキーが登場した塔上部に少し特殊(?)なものを1つ。シンデレラ城外に2つ追加があるのではないか。と思っています。

 

塔の上部のレーザーに関しては、オリエンタルランドカレンダーより、それを示唆するものがあることが確認できます。

 

もう2つは、コンセプトアートと自らの願望からの憶測です。

 

これらの、聞くだけで唖然とするような演出の規模。+プロジェクションマッピングなのですから、期待されないわけがないですし、自信がないわけがないのです。

 

 

35th初登場!「Celebrate!TokyoDisneyland」

 

「Celebrate!TokyoDisneyland」は、個人的な感覚では、

 

ディズニーシーシンフォニー+ハッピリーエバーアフター+ワールドオブカラー

 

という感じなのでは。という印象です。

 

特に、「ワールドオブカラー」は、2017年冬に行われたキャッスルプロジェクション。「ギフトオブクリスマス」で、「ワールドオブカラー」で使用された映像が使われましたので、今回も意識してくるものと思われます。

 

映像部分、噴水はワールドオブカラーを。

 

さらに映像部分、サーチライトはハッピリーエバーアフターを。

 

雰囲気はディズニーシーシンフォニーを。

 

3つのショーのいいとこ取りをしまくりにして完成したものが、「Celebrate!TokyoDisneyland」になるのではないでしょうか。

 

 

今年の夏。ようやく東京ディズニーランドの中心で、35周年の祝祭は最高潮に達するのかもしれません。

 

ぜひ皆さんでいっしょに東京ディズニーランドを祝いましょう!

 

 

 

 

おススメ記事↓

 

pinodisney1923.hatenablog.com

空と宇宙をテーマにした『ディズニースカイ』が出来るって本当なの?

東京ディズニーリゾートは、現在立て続けに大規模な開発を予定しています。

そして、本日(2018年2月4日)に舞い込んできた記事がこちらです

 

t.co

 

内容は、以前三割拡張で持ち上がった駐車場エリアを、新パーク『ディズニースカイ』とする。というもの

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引用:朝日新聞東京ディズニーリゾート 三割拡張へ

 

しかし、これに対しての意見は単純です。

ディズニーランド及びシーの開発経緯を調べればよく分かりますが、ランドにしろシーにしろ、陸ときたら海。などという安直な考えであの天才集団(オリエンタルランドやディズニーカンパニー)が構想をしているわけではありません。ゲストのニーズをくみ取って、受け入れやすいテーマで構想をしているのです。

陸ときたら海。海ときたら空などというのは、強引なこじつけとしか思うことができません。

さらに言えば、開発予定エリアが新パーク建設としては狭すぎるのも問題ですね。

結論としては、ディズニースカイは出来ないと個人的には思っています。

 

しかし、今回の論点はそもそもそこではないと当ブログは踏んでいます。が、あまりに根拠が少ないですので、次期情報が集まりましたら記事にしようと思います。

 

ps.後続きを更新します。

 

 

先取り!東京ディズニーリゾート35周年の見どころをご紹介

2018年4月15日。東京ディズニーリゾートは、35thを迎えます。

 

www.tokyodisneyresort.jp


というわけで今回も、アニバーサーリーイベントが催されます。35thのテーマは、『Happiest Celebration!』

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このイベントは、今年の4月15日から来年3月25日の345日間開催されます。

今回のアニバーサリーイベントは、6つの新規エンターテインメントと、一つのアトラクションリニューアルがメインで、その他、デコレーションや期間限定ショップなどなど...アニバーサリーらしい祝祭感ある一年になっています。

今回はそれらを順番にみていきましょう。

 

New!デイタイムパレード『ドリーミング・アップ!』

ドリーミング・アップとは、日本語で、“創作している”という意味になり、まさに、夢の世界を創作し思い描いているという構成になっていることが分かります。

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 ©Disney

 

今回の新デイタイムパレードは、現デイタイムパレード『ハピネス・イズ・ヒア』に比べ、製作費が高いようです。フロート台数が変わらない故、一台一台のフロートの密度が濃くなるのでは。と当ブログは踏んでいます。

他、ダンサーの人数が10人上乗せされています。『ドリーミング・アップ!』期待できそうですね。

 

パレードの構成としては、5つのユニットからなりますので、『ハピネス・イズ・ヒア』の7ユニットより少ないということになります。ので、1ユニットに与えられるフロート数は、単純計算で2~3台。1ユニットの密度も濃くなっていることが分かります。

5つのユニットには、それぞれに夢の世界の案内人として、ミッキー&フレンズが配役されています。

 

~夢の世界への入口~
5 つのユニット、13 台のフロートからなる「ドリーミング・アップ!」の
スタートには、パレードのホスト役、ミッキーマウスがプルートと登場し
ます。ペガサスがあしらわれたフロートに乗ったミッキーマウスが、ディズニーの夢の扉をひらきます。


~笑顔があふれる楽しい夢の世界~
最初の夢の世界の案内人はグーフィーです。グーフィーは、アリスのにぎやかなお茶会やピノキオ
のおもちゃの世界のフロートを先導し、遊び心と楽しさいっぱいの笑顔があふれる夢の世界へ
案内します。


~ロマンティックな夢の世界~
続いて、ミニーマウスがロマンティックな夢の世界へゲストをお連れします。フェアリーゴッド
マザーや、シンデレラ、オーロラ、白雪姫、ラプンツェルといったプリンセスたちが華やかに登場します。


~不思議な夢の世界~
次は、不思議な夢の世界をチップとデールがご案内します。ルミエールとコグスワースがベル
とゲストを不思議なディナーに招待します。そしてプーさんのはちみつがいっぱいの夢の世界が
続きます。


~永遠に続く夢の世界~
フィナーレは、夢が空いっぱいに広がっていくように願いを込めて、ドナルドダックとデイジー
ダックが永遠に続くディズニーの夢の世界へいざないます。パレード初登場となるヒロを乗せた
ベイマックスが力強く飛行し、メリー・ポピンズは優雅に空を舞い、ピーターパンとウェンディ
がゲストの夢を乗せ空を駆け巡ります。

 

引用:1月18日、オリエンタルランドリリースより

 

5つのユニット内訳はこのような感じです。ミッキーマウスとプルートがホスト役として夢の扉を開き、その後、ミッキーの仲間たちがそれぞれに夢の世界を案内してくれるわけですね。

印象に残ったのは、東京ディズニーリゾート初登場となる、ベイマックスの登場ですかね。他、美女と野獣もおり、2020年オープンの新エリアの“広告”を思わせるものがありました。

実際、このパートの最初にも言ったように、このパレードの名前の意味は“創作している”です。これが、今後の再開発のことを指していると言われても、なんとなく納得がいくかと思います。

なにはともあれ、『ドリーミング・アップ!』期待ですね。

 

New!ナイトタイムスペクタキュラー『Celebrate! Tokyo Disneyland』

35thイベント開催決定のリリース当初から、最も期待値の高いとされているエンタメです。7月10日よりスタートします。

 

従来のプロジェクションマッピングに加え、サーチライトやレーザー、パイロ。この他に新しい演出である、噴水、それから全く新しい光の演出があると思われます。

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©Disney

 

従来のプロジェクションマッピングショー(『ワンス・アポン・ア・タイム』など)は、公演場所がキャッスルフォアコート表記だったのですが、このショーは、キャッスルフォアコート及びプラザとなっています。...期待できますねえ...。

個人的には、新しい光の演出としてドローンの演出が追加されるのではと踏んでいます。ドローンであれば、プラザという広範囲にも演出をもたせることが出来そうですしね。

舞浜だと風の問題などがありそうですが、ディズニーなら何とかしてくれると信じて、答え合わせを待ちましょう。

 

↓ドローンを使用した光の演出例

youtu.be

 

その他サーチライトの増設などが挙げられていますが、真実はまだわかりません。

 

ストーリーは、ミッキーが夢と魔法の王国を案内するというもの。

冒頭にライブキャラクターミッキーマウスが出演するものと思われます。

ミッキーの登場位置は、プロジェクションマッピングの利点である、悪天候への強さを損ねないためにも、安定した、安全な位置に登場すると思われます。

このことから、シンデレラ城の割と低い部分にあるベランダに登場するのではないか、と踏んでいます。

また、コンセプトアートに音符が描かれていることから、フィルハーマジックをベースに展開していくのでは?と考えていますが、これはあくまで妄想の域を出ません。

しかし、マエストロミッキーが登場することは分かっています。これをまずは喜びましょう。

 

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©Disney

中央下にいるのが、マエストロミッキー。お好きな方は、是非ドナルドのファニーハーモニーを見てみてください。本当はそっちの画像を載せたかったです...。

 

New!シアターオーリンズショー『レッツ・パーティグラ!』

『ミニー・オー・ミニー』の後継ショーですね。ニューオーリンズテーマで構成されていて、非常に良さそうです。

出演キャラクターには、三人の騎士でお馴染みのホセ・キャリオカ、パンチート(・ロメロ・ミゲル・フニペロ・フランシスコ・クインテロ・ゴンザレス)が登場し、パーティとマルディグラ(ニューオーリンズの伝統的なカーニバル)を掛け合わせた造語『パーティグラ』を開催し盛り上げます。

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©Disney

 

 35th期間中は特別仕様になり、紙吹雪が舞ったり、35thテーマソングが流れるそうです。こちらも、7月10日より公演スタートです。

 

パーティグラと言えば、あの『パーティ・グラ・パレード』が思い浮かんできますね。そんな部分も、このショーを期待させる要因なのかもしれません。

 

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 ©Disney

パーティー・グラ・パレード - Wikipedia

 

New!DSSショー『ハロー、ニューヨーク!』

『ステップ・トゥ・シャイン』の後継ショーです。こちらも、7月10日公演スタートとなります。

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ニューヨークの魅力をお伝えするとありますので、エリアテーマに沿ったショーであることが分かりますね。こちらも期待できそうです。

 

また、こちらでも35th期間中は、ショーのフィナーレで35thテーマソングが流れるなど、祝祭感溢れるショーになりそうです。

 

他にもたくさん!35thをお祝いするエンタメ

これらのエンタメ以外にも、『ハピエストセレブレーション・オン・ザ・シー』と呼ばれるグリーティングショーがディズニーシーで行われる他、花火『ハピネス・オン・ハイ』の後継として、『ブランニュードリーム』がスタートします。

 

↓ディズニーシーで行われるグリーティングショー『ハピエストセレブレーション・オン・ザ・シー』

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©Disney

 

多くの新規エンターテインメントが導入されますので、非常に祝祭感あるアニバーサリーになりそうですね。

 

リニューアル!『イッツ・ア・スモールワールド

開園以来初となる大幅なリニューアルがなされ、4月15日オープンします。

 

実は『イッツ・ア・スモールワールド』は、同アトラクション前のステージ (スモールワールドステージで開催されたショーの一つ。雰囲気がつかめるかと...→Tokyo Disneyland - Mickey Mouse Club 1995 - YouTube) が取り壊された際に、アトラクション外観の模様替えもなされ、水色などの寒色系から今の暖色系に塗り替えられています。だから、“大幅なリニューアル”と推されているのですね。

 

今回のリニューアルでは、アナやエルサを初めとしたお馴染みのディズニーキャラクターが、同アトラクションに40体追加されます。その他、そのシーンにあったディズニーミュージックが、小さな世界に組み込まれます。

また、乗降場の壁の絵は新しくなり、ミッキーとミニー、それからシンデレラ城が描かれるようです。

 

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©Disney

 

この他にも、リニューアルした『イッツ・ア・スモールワールド』の世界観をイメージした、グッズやメニューの販売も予定されています。

 

ワールドバザールが大変身!

ワールドバザールが、35th期間中『セレブレーションストリート』に生まれ変わります。

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中央には『セレブレーションタワー』が登場し、9つのミッキーマウスの像が置かれるようです。

9つのミッキー像は、それぞれ過去の懐かしいコスチュームを着ているそうで、アニバーサリーらしく過去を振り返ることが出来そうですね。

今回、シンデレラ城の飾りつけはないと思われますので、これがその代わりといったものになるのだと思います。

 

他、夜にはワールドバザール初となる、映像が映し出されます。これがプロジェクションマッピングと呼ばれるものになるのかは分かりませんが、コンセプトアートを見る限りかなり期待できそうではあります。

日中は35thテーマソングが流れ、夜は『セレブレーションタワー』や天井が輝き、さらに映像が映し出される魔法の世界へと生まれ変わります。

祝祭感あふれる『セレブレーションストリート』楽しみですね。

 

その他デコレーションは、例年どうりエントランスに設置される他、シンデレラ城前の中央花壇に、東京ディズニーリゾート35周年のロゴをあしらった大きなオブジェが設置されるようです。

 

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©Disney

 

中央花壇のデコレーションは、『Celebrate! Tokyo Disneyland』の鑑賞妨げになりそうでありますので、7月10日以降も設置され続けるのか。というのが疑問なところではありますが、今のところは何もわかりません。

 

まだまだある35th限定プログラム

 

 35th限定のプログラムはまだまだあります。

期間限定で、ディズニーランドに東京ディズニーリゾートのお土産の定番であるチョコクランチの専門店がオープンします。

さらにその他、ハピエストミッキースポットと呼ばれるミッキー像が登場します。

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©Disney

 

アニバーサリーイベント開始後、ディズニーランド・シーに設置され、徐々に数も増え、最終的には35thをイメージして35のハピエストミッキースポットが登場する予定です。また、ハピエストメモリーメーカーという35th限定グッズを持っていると、同スポットを通過した時に、ミッキーマウスの楽しそうな声が聞こえてくる、まさにハピエストな演出もあります。

 

他、全く新しい試みである、ハピエストサプライズというものが予定され

ています。

東京ディズニーリゾート35周年“Happiest Celebration! ”」
を記念して、東京ディズニーランドまたは東京ディズニーシー
来園されたゲストの中から総計35万名の方々に、東京ディズニー
リゾートならではのさまざまな“Happiest”な体験をキャストが
直接お届けする「ハピエストサプライズ」を実施します。

 

引用:オリエンタルランドリリースより

 内容は明記されていませんが、一日の来園者は平均して8万~10万人なので、単純計算でもかなりの確率であることが分かります。

個人的には、内容は複数あり、ショーの優先鑑賞権から無料の記念写真プレゼントまで多岐に渡ってサプライズがなされるのでは?と思っています。

こちらはまだはっきり分かっていないので、そういう感じかな程度に受け取ってください。

 

新たな夢に向かって『Happiest Celebration!』

 東京ディズニーリゾートは、今後約10年間を経て大きく変わろうとしています。

2019年にはソアリン、2020年には美女と野獣含む新エリア。そして、2023年を見据えた東京ディズニーランドの全エリア一新。さらには東京ディズニーシーの複数の拡張用地を使用した拡張。

そして、今噂されている、2025年以降の東京ディズニーリゾートの大拡張です。

それら全ての幕開けを祝う。それが『Happiest Celebration!』なのです。

それを示唆するように、最初に公開された35thのコンセプトアートには幕がかかっていました。

 

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 ©Disney

 

 この幕の裏で何がなされているのか。それは創作なのではないでしょうか。

創作。つまりドリーミングアップです。

この幕が開いた時、東京ディズニーリゾートの新たな夢の創作が始まってゆくのです。そう、2018年の4月15日に。

 

 

 

 

 

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 きらめく海、東京ディズニーシーへの旅立ち!

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クリスタル・ウィッシュ・ジャーニーは、私たちに何を伝えたかったのか?

2016年4月15日。東京ディズニーシーは、15thスペシャルプログラムとして、『クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー』という水上ショーをスタートさせました。

(以下『クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー』は、『CWJ』と略します)

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アニバーサリーの一年間限定ショーのためだけに、豪華なバージが三台つくられ、華やかな印象のあるCWJ

 

華やかな3つのバージは、赤・青・緑のクリスタルがモチーフに作られており、大きなコンパス部分の電飾が特徴的でした。

4月15日前日のプレビューナイトでは、その装飾を存分に見せつけるかのように、CWJの夜公演がありました。

その公演では、サーチライトが、赤や青、そして緑に変化し、その日のためだけとは思えないほどに、照明台本がよく出来ていました。無論、夜公演の評価は非常に高く、通常日でも夜公演を希望する声が多く聞かれました。

その時に、『こんなに電飾を多く使っているのに、昼公演だけというのは勿体ないんじゃないか?』と思った方も多いのではないでしょうか。

今回は、それらから見えてくる様々な謎に迫ると同時に、そこから見えてきた、CWJが持つ真のメッセージを考えてみたいと思います。

 

CWJには原案がある?

東京ディズニーシーで実際に行われたCWJというショーには、直前まで進められていた”原案”が存在します。

と、言われても、ああそうなのか。と納得できる人はいないと思います。

ので、まずは、それを裏付ける”原案”の名残を紹介しましょう。

それは、この東京ディズニーシー15thのカギである存在の、様々な色に輝くクリスタルの設定にも、一つ残っています。

 

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©Disney

 

CWJではショーが始まる前に、クリスタルの世界からの使者がやってきて、クリスタルについて説明をしてくれますね。

 

クリスタルの世界。それは、この海を旅する旅人たちの“願い”や“想い”が集まり、それが結晶化した、光輝く特別な世界。

そして、ここにあるのが、今回のジャーニーを光り輝かせるキーとなるクリスタルです。

私たちのクリスタルには、それぞれ深い意味が込められています。それを知ることが出来た時、クリスタルがみなさんを、新しい旅へとご案内するでしょう。

 

そして、ゲストである我々は、赤・青・緑のクリスタルが持つ“深い意味”を知り、願いをクリスタルに届け、新しい旅に出るというストーリーになっています。

クリスタルの“本当の意味”というのは、“赤・青・緑のクリスタル。つまり、愛情・友情・元気が一つに合わさると、どんな困難な旅でも乗り越えられる。だから、ミッキーのクリスタルの色は、白色なんだよ”

というものでしょう。しかし、公式の画像には主要なクリスタルとして、ミッキーの透明なクリスタルや、赤・青・緑のクリスタル以外に他4つ存在し、ミッキーのクリスタル抜きだと七つ存在することになります。

そして、キャラクターそれぞれの背景には、自分の持つクリスタルの色がデザインされています。そういう流れになると、ミッキーの背景は当然白色(透明)になるはずなのですが、虹色がデザインされているのが分かります。

 

これは、

“ミニーやドナルド、グーフィーたちのクリスタルは光るが、ミッキーのクリスタルだけ光らなかった。しかし、ミッキーのクリスタルに願いが集まると、そのクリスタルは、他主要クリスタル7色全ての色に光り、七色、つまり虹が旅の行き先を照らす”

というストーリーが原案だったためと言われています。

そのための名残が、公式の画像やエントランスに飾られていた、イヤー・オブ・ウィッシュ号などに残されているのです。

 

そしてもう一つが、前述した夜公演の異様な完成度です。

これは、CWJが、元々夜公演ベースで作られていたためだそうです。夜公演では、レーザーが使われ、最後のコンパスがミッキーシェイプになるシーンで、大いに活躍する予定でした。

 

“ミッキーシェイプの透明な耳部分にレーザーが当たると、反射して水面が七色に輝く”というのが、本来の仕様だったようです。まさしく、虹が旅の行き先を照らすように。

その名残として、あの耳の部分は何か光によって反射した時、キラキラと七色に反射します。良かったら、動画などで確認してみてください。

 

このような名残は、様々なところに残されていたりするので、興味がある方は、調べてみると面白いかもしれません。

 

CWJが目指したエテールノの完成

CWJは、東京ディズニーシーが開園して間もなく始まった、ポルト・パラディーゾ・ウォーターカーニバル~エテールノ~(以下『エテールノ』と略す)の再演を目指していました。それを示すかのように、D23EXPOjapan2015のTDR特別公演では、フィナーレにエテールノが使われていましたね。

 

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©Disney

 

 無論、CWJとエテールノには多くの類似点があります。

  • 旅立ちがテーマであること
  • ミッキー&フレンズが、夢を与える存在と確認していること
  • 行き先は、輝かしい未来であること

 と、いうのがありますが、一番分かりやすいのは、やはり旅立ちがテーマであることでしょうか。エテールノでも、CWJでも、新たに旅立つことがメインテーマとなっています。

そしてCWJでは、エテールノで語られなかったことが、多く語られ、補足されています。

 

一番印象的だったのは、“夢”と“願い”の関係でしょうか。

それは、CWJ内でも、各キャラクターが、クリスタルに触れるシーンで歌とともに説明されています。

夢を運ぶものに、願いを託し、ともに旅を行こう輝き求め。キミのクリスタルは...

引用:CWJから一部抜粋

というところです。夢を運ぶものというのは、ミッキーたちのことですね。

対してエテールノでは、エテールノがかかり始めた時の、ミッキーとミニーのやり取りにあります。

 ミニー:本当に大切なものを守る気持ちがある限り、カーニバルは永遠に続くのです。

ミッキー:ミニー、僕たちの本当に大切なもの?

ミニー:たくさんの人々に、夢を与える事でしょう。

ミッキー:そう、僕たちの知らない世界が待っているんだ。さあ旅立とう!

 引用:エテールノから一部抜粋

こちらでもしっかり明言されていて、それは、この時に始まったようなニュアンスでさえありますね。

ここから見えてくるものとしては、願いというのを、私たちゲストはクリスタルに託し、ミッキーたちは夢を与えてくれるということです。

しかし、そもそも私たちゲストが託す“願い”とは何なのでしょうか。

それは、夢なのだと思います。願いというのは、客観的に見ればその人の夢になります。

本人の中では願いであるものが、傍からみれば夢になるのです。

その夢、つまり人々の願いとなるものを、ミッキーたちは与え続けているのです。

 

そしてその願いを、ゲストはそれぞれにクリスタルへ届けます。すると、その行き先であるそれぞれの夢、願いを、クリスタルが照らしてくれるのです。

 

このように、エテールノの足りない部分を、完成版エテールノとまで言えるCWJが補っているのです。

 

CWJで見直された、過去の捉え方

 CWJでは、一つだけエテールノと大きく違うメッセージがあります。

それは、過去の捉え方です。

CWJでは、エテールノから15年間続けてきた旅を一回仕切りなおして、新たな旅立ちをしようとしています。

ので、エテールノから始まった航海は、一度幕を閉じたことになります。新たな旅立ちを始める。それがCWJなのです。

これが何を意味するのかというと、エテールノで言われた

カーニバルは永遠に続くのです

-ミニー-

という“永遠”は、ここで終わることを示しています。

 過去は振り返らず、それを階段にして未来へ進もう。それが、東京ディズニーシー15thが持つ本当のメッセージなのです。

それを体現するかのように、東京ディズニーシー15thには、あの東京ディズニーシーには欠かせないアトラクションもクローズしましたね。そう、ストームライダーです。

この旅立ちは、D23ejでも一つのショーとして表現されました。

 

ストームライダーは、ポートディスカバリー全体のBGSに関わっていたり、ファンの間では、ケープコッドやロストリバーデルタなどとも関係が深いとされていました。

まさに、東京ディズニーシーならではといった、深いストーリーやテーマを持つアトラクションだったのです。しかし、クローズすることになってしまいます。

ですが、これは東京ディズニーシーの前進を意味しています。新たな開発の足かせになるBGSを、ついに外したのです。

良いか悪いかは賛否両論でしょう。しかし、東京ディズニーシーは生き物であり、成長が必要です。その成長を妨げる壁を、東京ディズニーシー15thは取っ払い、新たな冒険を始めようと、ストームライダーは旅立ったのです。

この時、どこか良い意味でも悪い意味でも、止まっていた東京ディズニーシーの歯車は、動き出したと言っていいでしょう。

 

さあ旅立とう、きらめく海へ

 新たな東京ディズニーシーが始まった15th。

エテールノでは東京ディズニーシーを目指し、今度は新たに、きらめく海、東京ディズニーシーを目指します。

旅の成り行きは、事前に分かるものではありません。しかしその先に、きらめくような、輝かしい未来があるのは事実なのではないでしょうか。

2019年にはソアリン。そして、今後は長期的な拡張が予定されています。

 

過去は振り返らず、前に進み続ける。そんな東京ディズニーシーは、まだ始まったばかりなのです。

 

 

 

Keep moving forward

前へ進みつづけよう      -Walt Disney-